十数年前の二つの夢

これらの夢は私が十数年前にその当時4、5年つき合った彼女と別れて数ヶ月後にみたもののようだ。

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夢1

(11月6日に書いた夢)
何かパフォーマンスを見ていたのだ。
後ろに日本人の女と白人の男のカップルがいた
白人の男がわがままに育てられている小さな子供のようにうるさい。女はそれに気を使いながらも、使い切れないでいる。

ある時、女が突然左の乳房をつかみながら苦しみだした。
彼女は私に訴えている。
乳首がいたむらしい。
なぜ私に訴えるのか?
彼女は
死んだ両親が毎晩寝室に現れて
彼女の乳首を強くつまむのだと言う
その時のいたみが起きている時も
時々 起こるという。
彼女は私に性的な何かを求めている

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夢2

妊娠した女がいる
他の者もいた
女は鋭く暗い大きな目をした女でスリムだが、おなかだけが不釣り合いに大きく出ていた。
女が陣痛を訴えるので周りの者達はあわてて準備をすると言って部屋の外に出た。
私は彼女のそばに残った。
(私は彼女の夫か?誰だ?)
女は苦しんでいたが我慢できなくなり、突然布団の横においてあった洗面器を自分の股下に当てて、ここに産むという。
私は え? っと思ったが、彼女はすでに産もうとしていた。
少しして何か破ける音がしてぬるっと何かがうごめき、洗面器の中に白っぽい粘膜につつまれた赤子が落ちた。私はそれを拾い上げると、手でそれの粘膜を取り払い、布でつつみ、テーブルの上にのせた。
しばらくしてみんなも戻っていて、みんなで赤子をあやしていた。
私が、赤ちゃんは泣いた?ときいた。赤子は泣かなければ肺がふくらまないということを知っていたので、泣き声を聞かなかった私は心配だった。彼女は「あっ」って言ったから大丈夫と言った。そんなものかと思った。
赤子は何か乾燥していた。目も口もすぼんでいる。まるで肛門が3つ顔についているみたいだ。
誰かが口を開けてあげないと口が十字に切れてくると言った。彼女はあわてて赤子の口を指でこじ開けた。私は昔見たミツクチの写真を想像しながら四つに分かれたりもするものかと思った。
ふと見ると赤子の口に赤いものが見える。
私は不思議に思い近寄って口の中を手であけてのぞいてみる。
赤子の口の中に真っ赤な大きなムカデがいる。赤子の口の肉襞に絡まるように大きな赤いムカデがいる。私はムカデが人体に寄生するなどと昔は知らなかった。しかも腹の中の胎児の中でこんなに大きくなるなんて。
赤いムカデは猛毒を持っている。私は赤子が生きていても脳に障害があるのではないかと心配になった。心なしか赤子の顔が白痴に見える。
私はもうすでに弱り始めているその赤い大きなムカデを赤子の口から取り出そうとした。簡単に出すことができたが、もそもそと弱っていながらも部屋を動き回るムカデ。他のものはあまり気にしなくても良いという風だが、私は赤いムカデには猛毒があるんだ、それにこんなに大きいなんて、ほうっておいてはだめだ。殺さなくては。と思い、固い棒をつかみ隅に入り込んだムカデをさがした。ムカデは25から30センチ近くあり、太い。大変だと思い、棒でたたく。なかなかそんなことでは死なないのは分かっている。棚の扉で何回も挟んでつぶす。飛び出てきたので、また棒でぐちゃぐちゃにつぶす。赤い、何か透明で、赤い、いくつもに分かれてしまったムカデの体を、何回も、動かなくなるまで、たたいた。

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